私の愛した女達


今では売ったり、廃棄したり、手元に無いギター達です。

C.F.Martin D−35 ヤマハ L−8(前期型) ヤマハ GC−62 Custom ヤマハ CPX−15(前期型)

ヤマハ L−10(前期型)  ヤマハ L−6(後期型) ヤマハ L−6(前期型) スタジオM MA−3AN

S.Yairi YD−42 Zephyr(ゼファー) ZAC ヤマハ CGX−171CC Ovation 6868(USA)

ヤマハ FG−200 ヤマハ FG-260 ヤマハ FG−360「改」


C.F.Martin D−35 2000年製

胴型:Dタイプ 14フレットジョイント
ネック接合:マホガニーブロック あり溝接合
トップ:シトカ・スプルース単板
ロゼット:28スタイル
プレーシング形状:D OM
プレーシング:Non-Scalloped 1/4''
バック材質:3ピース、イーストインディアン・ローズウッド単板
サイド材質:イーストインディアン・ローズウッド単板
ネック材質:マホガニー一本卓
指板・下駒:ブラック・エボニー
糸巻き:ゴトー ゴールド(グローバータイプに変更)


B-BAND貼り付けタイプピックアップ装備


富山の歌うたいの人が持っていたもので、ギター合宿の時に情報を仕入れて、そのご試奏して購入に至った物です。
鳴りは上等です。42より鳴ってるでしょうね。
個人的な鳴りのイメージは28に近い感じで鳴ってます。

Lowden購入後本数整理の為、友達のdogachanに惜譲しました。
彼なら今以上にいい音に育ててくれると思います。(~_~)
僕にとっては憧れのD−35
裏板3枚は特別の思い入れがあります。

ヤマハ L−8(前期型) 1977年製

胴型:ウエスタンタイプ(ドレッドノートタイプ)
弦長:651m
トップ:えぞ松単板
サイド/バック:パリサンドル単板 2P (インディアンローズウッド)
ネック:マホガニー
指板・下駒:黒檀
糸巻き:TM-50G

L−10より先に手に入れたギター。
少しの打痕はあったものの、かなりの美品。
D−42と弾き比べて思わず笑いが止まらなかったギターです。
何しろ、鳴る鳴る。

音量ではD−42を軽く凌駕しています。
音質面ではD−42程はきらびやかな音では無いものの、各弦がハーモニーを歌う感じは安手のギターでは到底出て来ないもの。
お気に入りの1台です。
L−10と比較すればフィンガーピッキング向きの音質。

ヤフオクを見ていると綺麗なインレイのギターや格好が良いエレアコが高値で落札されているけど、やっぱギターは生音勝負でしょう。


L−8の前期型は「買い」です。
僕は定価に近い値段で買いました。

2007/08/07
パリトンYB−1購入のため惜しみながらヤフオクにて売却。
インディアンローズですが、柾目の綺麗な材です。

2004/05/08
このギターにピックアップ(i−BeamアクティブとサンライズS2)を追加しました。
ステレオジャック出力で、プリアンプ(i−Beamのみ)付きですのでAD−5でブレンドして使用する格好です。
充分な音で出力されます。

ピックアップシステムとしては、この組み合わせが一番気に入っています。
必要な時はそれぞれのPUに単独にグライコもかけられますしね。

ヤマハ GC−62 Custom 製造年不明

弦長(mm):660
表板:ドイツ松単板
裏板:ホンジュラス・ローズウッド単板
側板:ホンジュラス・ローズウッド単板
棹:ホンジュラス・マホガニー
指板:黒檀
下駒:ハカランダ
指板幅(上駒部/胴接合部)(mm):52.5/62.5
糸巻:ヤマハオリジナルYTM-81(ゴールド)
塗装:表板セラック塗装/裏・側板ラッカー塗装

ひょんな事から、購入する事になってしまったギター^_^;
派手さは無いが優しく甘い音がする
流石にカスタムモデルだと思う

カタログでは、サイド/バックはニューハカランダ単板となっておりホンジュラスローズの別名です


ちょっと写真からはよく分かりませんが、インディアンローズとは全く異なる木目です。
ニューハカランダと呼ばれるゆえんが分かる気がします

2005/12/03 ヤフオクに金策の為に出品し、プレ王で先に知り合った「ごっしー」さんが落札され、お譲りしました。

ヤマハ CPX−15(前期型) 1999年頃製

胴型:CPX カッタウェイ(Dサイズケースに入ります)
弦長:651m
表板:スプルース単板
裏・側板:ローズウッド合板
ネック:マホガニー
指板・下駒:エボニー
糸巻き:SG−30
ピックアップ:SYSTEM−40
(LR-Baggs製リポンピエゾ+コンデンサーマイクのブレンド)

エレアコが欲しくて買ったギター。

ラインの音には大満足してます。(~_~)
後期のピエゾはヤマハ製になって多少音が悪くなっているらしい。
ただ、生音がねぇ〜。^_^;
音質は良いのですが、はっきり言って「鳴りません」。
1本だけ買うのなら「お勧めしない」ギターですね。
あくまでもエレアコとして使用するのが良いギターです。

ピエゾの音も、コンデンサーマイクの音も良いと思います。
ピエゾの音とコンデンサーマイクの音とブレンド量をコントロールするタイプのピックアップシステムです。
ピエゾのみ、コンデンサーマイクのみの設定も可です。

後期型からピエゾの音にマイクの音を追加する方式に変わりました。
つまりコンデンサーマイクだけの設定はできなくなりました。

デザインは賛否両論あるようですが、個人的に大好きです。
目立たない透明なピックガードがついています。

2004/12/8
富山の有名なグループ「楽屋姫」のボーカル/ギターのシンガー英樹さんにお譲りしました。


ヤマハ L−10(前期型) 1979年製

当時の定価10万円のギターですが、中古で定価以上の価格で手に入れました。
この時代の国産の良いアコギは材も造りも良く、現在の新品アコギの値段を考えるとそれ以上の価値があります。
これは年代を考えると比較的美品です。

胴型:ウエスタンタイプ(ドレッドノートタイプ)
弦長:651m
トップ:えぞ松単板
サイド/バック:ハカランダ単板 2P (ブリジアンローズウッド/ジャカランダ)
ネック:アフリカンマホガニー
指板・下駒:黒檀
糸巻き:TM-50G

サイド/バックに使われているハカランダはブラジル産のローズウッド種の材。
楽器用に極めて適しているので数多く伐採され、1972年のワシントン条約で絶滅の危険性がある植物に指定され、原木のままの取引が禁止。
楽器メーカーは在庫の材を吐き出し、今では「伝説の材」となりました。
(ハカランダ合板は間に何が挟んであるか分からないので高級材とは思わないように!)

音は硬めで馬鹿鳴りです。音量的にはL−8と良い勝負。
フィンガーピッキングよりはストロークでガンガン弾くと気持良いギターです。
ハカランダの音なのかと言われると微妙。
ハカランダがもう一台ぐらい無いと比較対照になりませんので。(^^ゞ


とりあえず低音は鳴ります。
6弦をCまで下げても充分鳴ってます。

2004/06/20
D−35購入の為に手放す事になりました。
板目ではありますが、柾目の部分が多く比較的良い材ではないかと思っています。

サイドは完全な柾目です。

ヤマハ L−6(後期型) 1981年製

胴型:ウエスタンタイプ(ドレッドノートタイプ)
弦長:651m
トップ:えぞ松単板
サイド/バック:パリサンドル合板 2P
ネック:マホガニー
指板・下駒:黒檀
糸巻き:TM-30G

最初に手に入れた「L」シリーズのギターでした。
同時期のFGから見るとトップは単板を使用し、音は上品な音でした。
最初は充分だと思っていたのですが、L−8を入手して余りの鳴りに愕然とし、このL−6は売却する事になりました。

コンディション的には傷も少なく非常に美品でした。
ヤマハ L−6(前期型) 1977年製

胴型:ウエスタンタイプ(ドレッドノートタイプ)
弦長:651m
トップ:えぞ松単板
サイド/バック:パリサンドル単板 2P
ネック:マホガニー
指板・下駒:黒檀
糸巻き:TM-30G


何を思ったのかL−8を買った後に入手した前期型のL−6。
そうです、前期型と後期型を入手し....共に売却しました。

丁度1977年を境にオール単板仕様から、トップとバックのみ単板の仕様に変わりました。
サイドには割れ止めはありません。
このギターはどちらかは不明でした。

音的には後期型の物と余り変わらなかったような気がします。
多少レスポンスは良かったかも。

前期と後期の違いはポジションマークが5フレットから始まっているのが前期型で、3フレットから始まっているのが後期型です。


MA−3AN

胴型:000タイプ
弦長:不明
トップ:スプルース単板
サイド/バック:マホガニー単板 2P
ネック:マホガニー
指板・下駒:黒檀
糸巻き:ゴールド


スタジオMのオール単板ギター。
鳴りはまぁまぁ。音質は○。
そして見ての通りゴージャス。

初めて持つ「000」タイプのギターとなりました。
音はマーチン系と思います。
繊細な音がして気に入っていたのですが、低音の鳴りが「D」タイプにはかなわず、売却する事になりました。
どうしても「ガーン」と鳴って欲しいのです。

S.Yairi YD−42(2004年製....多分)

2004/11/23
D−42のサブギターと言うか、車に常駐用のギターとして購入。

胴型:ドレッドノート
プレーシングパターン:スキャロップド X
トップ:シトカ・スプルース単板
サイド/バック:ローズ・ウッド単板
ネック:マホガニー
指板:エボニー
弦長:650mm/20f
ブリッジ:エボニー
糸巻き:金メッキ
ポジションマーク:グリーンアバロン/スノーフレークス
ボディバインディング:アバロン
サウンドホールバインディング:アバロン

音はまぁまぁ。
作りは良いと思う。ただ、残念な事にフレットの高さが高いので、カポタストを使用したときに音痴になります。
また、標準のサドルではフレット音痴が感じられます。
ちょいと調整が必要かも。

見た目と材質はは本家D−42と似てますが、詳細は色々違いますね。
音は上は綺麗なんだけど下の音質がイマイチ。
音量的には下も充分出ているので、ピックアップ付けたら面白いかも....。

2007/01/04にピックアップの取付を行いました。
元々は乗用車に常駐ギターでしたが、最近音も良く使い勝手も良い事からライブで使うことが多くなって来てます。


サインが入ってますが、岡崎倫典さんにサインを頂きました。
消さないように余り磨いていません。(笑)

また、機会があれば音も録ってみたいと思います。

ローズウッド単板のバックです。
目は柾目で、まぁまぁ良い材なのかな?
板の感じは本家とはかなり違います。


見ての通りヘッドとネックの境界部分にダイヤモンドボリュートがありませんね。
D−28/D−35と同じ感じのネックになってます。

元々、ダイアモンドボリュートはヘッドの板とネックの棒を接合する時に強度を増す為にあのような形にしたと言う事らしいのです。

それの名残でマーチンのスタイル40以上にはダイヤモンドボリュートが残してあるようです。
もちろんクラス的には1ピースネックでネックヒールも含めて削り出しで継ぎ目なしなので意味は飾り以外無いのですが。

このYD−42は最近の安価なギターと同様にヘッド部分は接いでありますし、ネックヒールも接いであります。

現在は接着剤も良い物ができたので1ピース削り出しの意味は無さそうです。
ピックアップ取り付け記事にも書いていますが、ブレンド機能搭載のプリアンプ内蔵で音も良好です。
但し、ノイズレベルが多少高めでデバイスの交換など苦労しました。
今でも若干フィッシュマンのアクティブタイプより3dBほどノイズレベルが高いです。
ライブでは気になりませんが宅録だとちょっと。

ヤマハのAPXから移植した電池ボックスも使用しています。

Zephyr(ゼファー) ZAC 

ゼマティスコピーのデザインが凄くて半分冗談で買ったギター。
トップは僕が見る限りはマホガニーの単板。
サイド/バックはマホガニーの合板だと思う。
サイズがJ−200サイズで、でかいギターだった。

サイズの割には鳴りは悪くて、安手のギターと肩を並べると云うレベルだった。
逆に造りは意外に真面目で、ボディのバインディングも木で縞模様が作られていたり、ハート型のインレイも本物の貝のようだった。
ペグも密閉型のロートマチックだったし、フレットも綺麗に打ってあり、造り的には文句は無かった。

定価が8万8千円と造り的にはそこそこだけど、音的には高い。
トップをスプルースで造れなかったと思う。
安く手に入るのならもう一度冗談で近くに置いておきたいギターです。


売却後、どうしても再度このモデルが欲しくなりZAC148を購入。実はそっちの方が音が良かった。(~_~)

Ovation 6868(USA) スーパーシャロウボディ

ギターを再開した時に買ったギターです。
店で鳴るエレアコを買いたくて色々引き比べて買いましたが、やはり生ギターには生音は勝てず....D−42を購入しFG−200を入手した時に愕然として売り払ってしまった。
6弦のEのチューナーが内蔵されていたので便利は便利な楽器だった。
ラインで使う事も無くもっぱら生ギターとして使っていた。
最ももったいない使い方だった。

ヤマハ FG−200 1973年製

さすがFG−180の後継機のグリーンラベルFG−200です。
激鳴りでした。
特に6弦の鳴りは最高で、オールドFGの噂は本当です。

ただ、上品な音とは決して言えず、アルペジオには向きません。
まだ現在所有しているFG−360の方が上品です。
ストロークでガンガン弾くギターだったように思います。

ナットは市販の樹脂製の物に交換し、ペグもGOTO製の物に交換、サドルは牛骨製の物に交換して使用していました。

ヤマハ FG-260

ジャンクで買った12弦ギター。
ケース付きで買ったのです。要はケースが欲しかった。

弦高を下げる為にブリッジが削られていたり、ひどい状態でした。
お陰でひどいフレット音痴でそのままジャンクとして本体のみ売却になりました。

ヤマハ FG−360「改」 1972年製

グリーンラベルと呼ばれる時代のFG物です。

胴型:ジャンボタイプ
胴厚:96〜115
弦長:137.2m
表板:スプルース合板
裏・側板:コーラルローズ合板
(中の層は白色材が使われている。メイプルか?)
指板/下駒:ローズウッド
ヒール化粧:セルロイド
ピックガード:赤茶系0.6m厚
糸巻:グローバー103G(ロックタイプ)に交換
弦止ピン:黒檀アパロンドット付に交換
ナット:牛骨製に交換
ピックアップ:SYSTEM−38を改造追加

このギターは一番の「お気楽」ギターです。
何しろオール合板。
長年生きてきて材の狂いは全く無いのだから、これ以上管理に気を付ける必要も無し。
致命的な傷は無いものの、傷は多く状態はプレーヤーズコンディション。
音はこの時代のFGらしく「やんちゃ臭い音」でガンガン鳴ります。
特に低音弦の鳴りは高級機に負けじ劣らじ赤ラベルの血統を充分に受け継いでいます。

個人的にはヤマハオールドFGを買うのなら、「赤ラベル」の物より「グリーンラベル」や「黒ラベル」のギターを買い求めるのがお買い得と思います。
以前グリーンラベルのFG−200も持ってましたが、音はよく鳴ります。
(このギターを含め音に上品さは無いのだけど....。)

基本的には「FG」より「L」がお勧め。
こちらが、ピックアップの追加が良く分かる画像です。
APX−6Aの物を流用したのでボディラインが合わずスポンジ材で隙間をごまかしてます。

エレアコとしても充分使えます。

音はCPXのラインの音には負けますが....。
ピエゾはヤマハ製のようです。

2004/05/10
ヤマハのピエゾの音がどうにも気に入らなかったのでi−Beamにピックアップを交換しました。
音に関してはかなり改善されたと思われます。
プリアンプはAPX−6の物をそのまま流用しました。

2005/01/08
長男がギターに興味を示したので、くれてやりました。^_^;
ホントに弾くんやろうか?


以前に05年の福野での野外ライブ、おとぎの森での野外ライブに使用したTEISCOのスピーカー。

一応、8Ωで120W入るのでVOSSのPS−A150アンプをフルに入れてましたが…
大丈夫でした。(笑)
#VOSSのアンプは8Ωで100W出力の様です。

3ウエィで音は良いと思うのですが....くそ重たいので、運搬は大変。。。(>_<)


受け入れ先を探しておりましたが、砺波の「タベタリーテ」のマスターが引き取って下されました。

  
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